『手術(オペ)ニモマケズ』稽古場フォト!

<2010年9月10日>
この日の稽古では、ちょっとしたサプライズがありました。

9月12日は、
客演の尾崎ナナさんの誕生日だったため、
ちょっと早めではありましたが、
稽古中に突然バースデーケーキを渡してお祝いする、という
お誕生日ドッキリを仕掛けることにしたのです。


劇団員・田丸は「眠らない男」と呼ばれている。
それぐらいに己を追いつめた生活をしている男である。
だから、彼の寝顔というのは、貴重な資料なのである。


演出・森角に衣装の相談をする客演・タツリくん。
森角はだいたい「似合えばいいよ」しか言わない。


なんだかんだいって、結局、撮られるのが好きな元田。
それが女優というものなのか。


稽古も終盤を迎え、ネタバレが多くなってきているので、
使える写真があんまりないのです。




21:00を過ぎたころ、
突然、稽古場の明かりが消えました。
驚く役者たち。

電気を消したのは、演出・森角でした。
扉がゆっくりと開き、
外から入ってきたのは…






ケーキだ!
(※空調でローソクの火が消えそうになるのを必死に防いでいる)


突然のケーキの登場に驚く「ナっぴー」。
この直後、火を吹き消しました。


いやー、めでたいね。


みんなで祝福。


自然発生的に起こる、こういったイベントが、
実は稽古場の醍醐味だったりします。


劇団員・中谷千絵がチョイスしたケーキ。
ハート型。


かわいらしいです。


えぇ、とってもかわいらしいです。


いったんフォークで掬ってから、それを手にのせてケーキを食べるという
不思議な気遣いを見せるタツリ君。


フォークにケーキがくっついて落ちない、ということを
大絶賛する劇団員・田丸。
価値観は人それぞれ、とはいうものの、
こんなにまで「人それぞれ」だとは思っていなかった劇団員たち。


ナっぴーと話す劇団員・松田。
(ナっぴー=尾崎ナナちゃん)


ナっぴーと話す演出・森角。


食べかけのケーキとかもばっしゃばっしゃ撮っている平川真司。
彼は見境がなくなってしまっている。


スポンジケーキ以上にこんがり焼けている劇団員・塚本。
ガトーショコラの一歩手前だ。


結婚式の人気司会者でもある劇団員・手塚。
祝いの場にはかかせません。


ケーキ保護用のフィルムを手にしていたため、
ある重要な発言が、まったく別の意味にとられてしまった劇団員・林拓郎。
周囲の者たちは彼の発言を、「食いしん坊」的な文脈でしか
聴き取ることができなかったのだ。


ご馳走様でした。


誕生パーティ終了、かと思いきや、
突如はじまったジャンケン大会。

ケーキの上に添えられていた「なっぴー」と書いてある、
あの「食べられるプレート」の争奪戦である。


これは決勝戦の様子。
座長・松田 vs 演出・森角。
周囲の者らは完全にあきれている。


優勝者・森角。
それより、なんだよ、そのTシャツは。
こんなやつに負けたくはなかった。
ただただ、悔しい。


この瞬間、彼は、地球上のすべての男たちを敵に回した。


「もういいだろ」
足早に帰ろうとする田丸。
稽古終了後、稽古場を出ていく速さでは彼の右に出る者はいない。


うーーー


THIS IS IT!

その後、場所を変えて、改めてバースデーパーティを行いました。
尾崎ナナちゃん、おめでとうございまーす!

(写真は、メガネ萌え状態の中谷をにやけ顔で撮影する塚本)


<撮影を終えて>
いよいよ、稽古も佳境を迎え、
撮影してもHPに公開できない写真が増えてまいりました。
おそらく、この回が、公演本番前、最後の「稽古場フォト!」になるかと思います。
次は、写真ではなく、劇場で直接お会いしましょう!

いよいよ、『手術(オペ)ニモマケズ』、スタートです!


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