だんだんとセットができあがってきた。
ちょっと、桃をおいてみた。
よくできた桃パネルだ。
レア劇団員・中西毅がバナナを持って笑っている。
バナナを持ってきてくれたのは彼女。
撮影用のビデオカメラを貸してくれたみとちゃん。
みとちゃんと話をする手塚。
バナナを食うだけ食ったら、
とっとと作業をはじめる中西。
メリハリのきいた男。
着々と制作の作業をすすめる客演・齊藤みつじ。
彼は元・劇団員である。
疲れて眠ってしまった中倉。
中谷は、グッズ販売用のポップを作っている。
座長・松田が、客演の富田くんに、
「老けメイク」をレクチャーしている。
不思議な光景だ。
白髪用にベビーパウダーをつけている。
その様子を撮影する中谷。
早く仕込みが終わってほしい田丸。
彼は準備とか後片付けが本当に苦手らしい。
舞台監督・早坂さんの「いつものポーズ」。
カメラを向けると、いっつもこれだ。
さぁ、これから稽古。
意気込んでいる齊藤みつじ。
きびだんご役の手塚は準備がたいへん。
骨組みに自作の布をかぶせていく。
こうやって、自分で袋を締めるわけだ。
きびだんごのサイドには、内向きのチャックが取り付けられており、
自分でチャックを開けて、手を出すことができるように工夫されている。
手塚の力作だ。
そんな彼女を、不思議そうな目で見つめる中谷。
音響の尾林さん。
前半の劇中劇部分はたいへんだったかと思います。
稽古がはじまった。
冒頭のおじいさんおばあさんのシーン。
ふたりとも、同じ色の上着を来ている。
桃を持ったままたたずむ、平川。
小道具の包丁を持って、暗幕の中から現れる元田。
また、怖く加工しすぎた。
セットはほぼ完成に近い。
あとは、楽屋っぽくするために、
たくさん小物を置かなくてはならない。
桃から出てきたのは…
平川真司だっ!
中谷千絵は頭が真っ白で立ち尽くしている。
平川真司が、誤って中谷千絵を斬った瞬間。
平川の頭をつかむ中谷。
きびだんご、登場。
こっちをみるんじゃない!
いぬ役の安野さん、登場。
男らしい土下座っぷり。
小屋入り2日目につづく。
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