瀬戸と田丸の間に陣取る中倉香織。
着替えるときも隠れたりなんかしないから、男子楽屋でOKなのだ。
幕前のシーンの稽古。
かなりまずい顔だ。
田丸がパンをちぎって松田に渡すシーン。
ものすごくストレスの溜まる衣装である「甲冑」。
稽古中は、仮面だけをかぶって…
こう立つ。
まわりの役者もそこに「甲冑」があるフリをして演じる。
「俺、いっつもこんな役回りばっかだよなぁ」
鎧など着ていないため、自由に動ける者たち。
「俺も、縦横無尽に舞台上を走りまわりたいよ」
暗闇に浮かびあがるモナリザ。
湿布を手に持ったモナリザ。
これは稽古中の場面だが…
本番仕様では、こうなる。
そんな元田を見て…
ぶるぶる震え出す猿。
田丸がはめている軍手は、
いらなくなった瀬戸の軍手の指を、
はさみでカットしたものだ。
客演のもたい祐樹くん。
実は、声優・アニメに超詳しい。
劇団員の平川真司くん。
実は、塚本康博に超詳しい。
稽古中、突然、無になる田丸。
このメイクを見よ。
手塚美南子が「ある一線」を踏み越えた瞬間である。
眉を太くし、巨大なホクロからは毛が一本伸びている。
彼女は「大切な何か」を捨てることによって、
また別の「大切な何か」を手に入れたのだ。
そんな顔でこっちを見るんじゃない。
だから、見るんじゃない!
未完成のネコ。
厳しい表情で台本を見つめるウッキーさん。
ここだけの話だが、
ネコの耳は、手塚の私物なのである。
しかし、それ以上は、
詮索しないでいただきたい。
「手塚はネコの耳を持っていた」
私が言いたいのはそれだけである。
眠るモナリザ。
眠る甲冑。
金庫を舞台上に運びこむ松田信行と泥棒。
伏せる田丸ともたいくん。
劇場入りしてからは、
終演後にお客様に渡される、
「裏パンフ」用の写真撮影も行われる。
その際に撮った、
天然工房の女優の写真をご覧ください。
たまらない人にはたまらない、
ネコのコスプレ、中谷千絵。
印象がとても良い顔立ち、
黄色のTシャツもよく似合う、中倉香織。
どんな役であっても、決して美意識だけは失わない、
すべてが美しい、元田牧子。
手に持ったメンチカツとおにぎり、
そんな「食いしん坊キャラ」、今回の話には、
まったく登場してなかったじゃないか。
いつのまにか遠いところに行ってしまった、手塚美南子。
「なに女優ばっかり紹介してんだよ、
俺のことも忘れんじゃねぇ」
ロビーで、鬼太郎が正拳突きのレクチャーをしていた。
この時点で、かなりおかしな状況になっているわけであるが…
正拳突きを教わっているのがネコであることが、
また話を複雑にさせている。
鬼太郎のアイデンティティ「妖怪アンテナ」はきちんと立っているが、
鬼太郎が「正拳突き」ってことはないだろう。
妖力を使え、妖力を。
台詞の勉強をする鬼太郎とネコ娘。
「一蹴り十万」と言われ、恐れられている舞台面のマイク。
場所が場所だけに接触しやすいのだ。
暗闇でポーズをキメる元田牧子。
「お風呂あがりヨ♪」
台本のチェックをする眉の太い女性。
元田のホームポジション。
結局、ボツになった「マタタビ」の箱。
台本をチェックするモナリザ。
男ふたりでやっと運べる金庫。
舞台裏で待機しているのは…
ネコ娘だ。
台本を確認して…
叫ぶ田丸。
舞台裏で待機するマネキン。
舞台裏から見た「暖炉」。
ムツコやネコは、ここから登場していました。
内股気味の甲冑。
宇田川さん演じるムツコが、みんなに見られるところ。
シャワーを浴びているモナリザの隙をついて
逃げようと企む田丸と松田。
モナリザにつかまる松田。
刺される松田。
田丸が置いていったペットボトル(トイレ流し用)が邪魔だったので、
本番では無しになりました。
今回も、思う存分「レア」ぶりを発揮した、中西毅。
突然あらわれて、突然帰るのだ。
以上です!
次の日は、いよいよ、初日!
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